ギター弾きの恋
派手好きなギター弾き・エメットは一言でいえば「どうしようもないやつ」
毎晩のように酒に酔っ払っては仕事をさぼり
あまりに自分勝手で付き合った女性とはすぐ問題を起こす
趣味だってゴミ捨て場にネズミを撃ちにいったり
列車を見にゆくだけという人物(^^;)
でも何故か憎めない性格
このあたりショーン・ペンの演技力が良さが発揮されていたと思います
ただギターの腕は超一流の天才ギタリスト!
対してそんなダメ男に献身的に尽くす優しい女性ハッティ
口が聞けなくて少々オツムが弱いとの事でしたが
彼女の表情&行動がなんとも可愛いらしいです(*^^)
サマンサ・モートンって知らない女優さんでしたが今後も要チェックや!
邦題は「ギター弾きの恋」なんともロマンチックなタイトルですが
原題は「Sweet and Lowdown」
意味はSweetは「甘い」「甘美な」。他に「優しい」「思いやりのある」などで
Lowdownとは「不誠実な」「卑劣な」「堕落した」などで
ジャズ用語では「ひどく感情的に」「低音で感覚的な」としても使われているそうです。
これまさにエメットとハッティの事を指しているのでしょうね
うまいタイトル付けだと思います^^
ストーリーは
中盤まではエメットのユーモアなセンスとどうしようもない行動を楽しんでましたが
エメットの奥さんがエメットの○言を聞いた辺りから段々と引き込まれていきました。
そしてあのラスト、彼の奏でる悲しくも綺麗な音色が心に残りました。
---まとめ---
当然ショーン・ペンやサマンサ・モートンの演技も素晴らしかったけど
まるでこれが実話のように語るアレン監督も良かったです^^
Masaの勝手な評価:★★★★
Amazon ギター弾きの恋
by Kaworinlove55
| 2005-11-30 22:55
| 映画批評 か行