ALWAYS 三丁目の夕日
大きな事件があるわけでもなく
ストーリーだって王道中の王道で
それなのになぜこんなにも心に残るのでしょうかね?
でも最初、自分は正直言ってあまり作品に入り込めずにいました
しかしそれは上映中での出来事・・・
ん?映画館の中で他のお客さんなんか喋ってるぞ・・
劇中の面白いシーンに反応して周りのお客さんがわらってる・・
いつも自分が観る映画ならば
もしこんなお客がいたら(笑うのはいいけど)こそこそ喋られてたらムカッ(`´)と来るはず!
以前、座頭市を観にいった時に携帯で電話を始める○○野郎(○の中はご自由にいれて下さい)には
本気でムカつきましたが(まぁこれは人として問題外ですが・・・)
・・・えっと話がずれましたが、けれど今日はそれがなかった!
むしろ映画の世界を共有できたような気分になって嬉しくなった(^^)
こんな経験は初めてかもしれないです。
そんな事もあっていつの間にか三丁目の世界に入っていけました。
内容も
ショートストーリーがいくつも積重なって、それに連れて季節も春、夏、秋、冬と変わってゆくといった感じなのですが、
CM予告を観た時は感動Onlyのストーリーだとばかりだと思っていたのですが以外に面白いシーンが多かったのがよかった!
特に堤真一さんの暴走?シーンと吉岡秀隆さんの駄目男っぷり!!
これはとても良かったです^^GJっす!
そしてそれとは対照的に終盤のとあるシーンではついつい泣きそうになりましたよ(ノ_`)ヤバかった
多分感動シーンと笑えるシーンのバランスがいいのでしょうね
あと、医者の悪魔(^^)さんのストーリーもとてもよかった。
そうそうそれだけではなく邦画VFXの第一人者、山崎貴!と呼ばれているだけあって
(まぁ自分がそう呼んでるだけですが・・・)
昭和30年代の町並みをまるで本物のようにCGで描かれていたのには驚きました!
自分はどこからどこまでがセットでどこからがCGなのかすら分かりませんでしたよ^^
こういうCGの使い方こそBESTだと思います。
EDのD-51の曲も作品にマッチしていて良かったです。
---まとめ---
舞台は東京タワーが完成する昭和33年の夕日町三丁目
そこに暮らす人々の暮らしが淡々と描かれていきます
しかしそこにはその街に暮らす人々の温かな人柄が綺麗に織り込まれてました。
笑って泣けて観終わった後、心があったかくなるとても綺麗な映画でした。
たまにはこういう作品もイイネ!!
Masaの勝手な評価:★★★★
オフィシャルサイト ALWAYS 三丁目の夕日
SFX/VFX映画時評
by Kaworinlove55
| 2005-11-06 20:54
| 映画批評 あ行